代理家庭教師

 

 



朝学校に登校して、夕方部屋に帰ってくると、
自分の部屋で武器の洪水が発生していた。

「なーんてことに最近慣れつつある自分が怖いよ・・・・・・・」

虚空を見つめながら、何か悟ったような様子でツナはつぶやいた。
黒光りする重火器やら謎の毒ガス兵器やら見覚えのある火炎放射器やら。
それらが並べ敷き詰められた床は見事なまでに足の踏み場がない。
ドアを開けたところで途方に暮れるツナに、テーブルに腰掛けて武器の点検をしているらしいリボーンが声をかける。

「帰ったか」
「ただいま・・・・何、明日は自衛隊に喧嘩でも売ってくるの?」
「それも面白そうだな」
「散々言ってるけど物事を面白いか面白くないかで判断するな!!!!」
「ツナ、世の中は善悪の判断ばかりじゃねーんだよ」
「一歳児のセリフかそれ!!?」

ただでさえ学校が終わった気だるい時間帯なのに、なんだかどっと疲れるツナである。
諦めを象徴する吐息を吐き出して、ドアのまん前の手榴弾をまたいだ。
幸いベッドはまだ武器の洪水に飲み込まれていない。
体を休めるならそこにたどり着くしかないようだ。

「実は明日、ボンゴレ9代目に会う約束をしていてな」
「え!?じゃあイタリア行くのか!!?」
「そうだぞ」

リボーンのほうを振り返って聞き返す。よろけて自動拳銃を踏んずけそうになりながら。
ナイフを念入りに選別しながらリボーンは肯定の返事を飛ばした。

「ツナの成長の様子と部下の状態を報告してくる」

ニヤリ笑いつきだ。

「・・・・お前、悪巧みしてるときの笑顔だぞ」
「イタリアに帰るのは久しぶりだからな。どの武器を持っていくか選んでんだ」
「ワクワク遠足のお菓子選ぶノリかよ。微笑ましいようなそうでもないような」

半眼で突っ込みを入れながら、ツナは少し嬉しかった。
いろんな意味で嵐を呼ぶ男リボーン。
こいつがいなくなればどれほどの平和と安息を得ることができるか・・・!!

「すぐ帰ってくるけどな」
「なんだよー、久しぶりなんだから30000日くらいあっちにいればいいじゃんか」
「さりげなく俺を排除しようったってそうはいかねーぞ。俺はツナの家庭教師だからな」

鋭く言ってくるリボーンに、あーそう、と多少がっかりした声を上げてみせる。
数本横たわったサブマシンガンを跨いで、
ロケットランチャー(これをどうやってあのアタッシュケースで持っていくのだろう?)に触れないように飛び越えて。
やっとベッドにたどり着いたとき、リボーンがブチかましてくれた。

「だから明日は代理家庭教師を呼ぶからな」

ずゴッ!!!!

驚きと動揺とが足に出た。
たどり着いたベッドの金具部分にツナは思いっきり薄い胸板をぶつける。
勢いあまって足元の地雷を蹴っ飛ばさなかっただけ、まだ良かったのだが。

「痛ゲホッ・・・だ、代理・・・・・!?」
「そうだぞ。ツナが俺のいない間にふやけたらダメだからな」
「ヒトをコーンフレークか何かみたいに言うなッ!!」
「ツナをボスにする教育には穴があっちゃいけねーんだ」
「お前の教育は1:9くらいの割合で遊びに傾いてるって気づいてるか!!?つかやめろよ、いいよ代理なんて!!!」

慌てふためくツナとは正反対、
涼しい顔でリボーンがさらっと返してくる。

「オレはツナが心配でな」
「うわ嘘ついた!!今すっごい嘘ついた!!!」
「つーワケで俺がいなくても勉強見てもらえよ」
「ちょっとリボーン何か薄々どういう展開かわかってきて・・・・あああああもう寝るなぁぁぁ!!」

黙殺の合図である安らかな寝息に苛々が募る。
結局、リボーンの決定は絶対だということを再確認するだけであった。








 






























「リボーンさんに頼まれたときオレは胸が打ち震える思いでした・・・・・・・・・・!!!」

自らの心臓の辺りでぎゅっとこぶしを握り、頭を振ってみせる。

「もちろんオレには大役過ぎてとても満足に果たせるとは思いません。ですが!!」

眉根にしわを寄せて苦悩を顔全体で表現したかと思ったら、バッと顔を上げて。

「せっかくリボーンさんに任命された以上全身全霊で取り組ませていただきます!!!」

勢いのままに両手を握ってきた彼の目は、希望の輝きとやる気の炎でただならぬ輝きを放っていたりした。
一方のツナは眼前の光景を、どこか遠くのように、見つめている。
一応予想はしていたものの・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか現実になるとは。

「と、ゆーわけでっ!代理家庭教師としてよろしくお願いしまーっス!!」
「水を得た魚のようだね・・・・獄寺君・・・・・・・・・」

リボーンが発ったその日、真っ先にツナの部屋を訪ねてきたのは、やはりというかなんというか。
妙に上機嫌な獄寺隼人だった。
ルンルン気分で今日も手土産をぶら下げての御登場。
代理の家庭教師をツナの部下にやらせるあたり、リボーンである。

「(まあ、獄寺君勉強できるし・・・・オレを爆破しないだけリボーンよりいいよな)」

もうなんだか諦めて受け入れようという気分で、ツナは獄寺をテーブルに座らせた。
勉強会の一件を考えればなかなか頼りになるかもしれない、と思い直して。

「では勉強を始めましょうか!」
「うん、じゃあよろしく、獄寺君・・・じゃなくて、獄寺先生?」

軽く首をかしげたツナに獄寺は何か感動したらしい。
一人顔を赤くした後、はっとして。

「は、はい10代目、いえ、沢田・・・さん、教科書、数学の・・3分の4ページを・・・・!!」
「落ち着いて!何に動揺しているのかわかんないけどとりあえず落ち着いて!先生それ何ページ!?ていうか教科書逆さだよ!!!」
「はっ!!!・・・・・すみません、教師と教え子という状況につい・・・・・・・・」

度を越して緊張している獄寺に、あわててツナは声をかけた。
逆さ教科書というあまりにベタなことをしちゃってた獄寺はその声に目を覚ます。
つい、の続きはツナは恐ろしくて聞けなかった。

「気を取り直して、やろっか・・・・・・・?とりあえず、今日習ったとこ分かんなかったから教えてくれる?」
「分かりました!えと、これはですね・・・・・・・」

びくびく切り出すツナに、獄寺も満面の笑みで答えるのだった。
まずツナが一度解いてみる。
できたら次の問題、できなかったら獄寺先生にヒントをもらう。
それでもできない場合は懇切丁寧な解説・・・・・ほとんど教科書を読むだけだが・・・・・をしてもらう。
一人だと手も足も出ない問題だが、獄寺の解説もあってか、ツナも数問は解けていっていた。
が、普段から働かない頭のせいでしばらくしたらダレてきてしまう。

「・・・・・やだなぁもー・・・・誰が考えたんだろ、数学なんてさー・・・・・」
「俺もそう思います。10代目に必要なのは1次方程式じゃなく、マフィア世界を牛耳る方法とか・・・・」
「・・これまた物騒な・・・!・・・・・・・・・御遠慮願えますか・・・・・」
「あ、そうですね!10代目ならご自身の魅力ですでにイタリア全土の支配者も同然☆」
「あぁぁぁあぁああぁあんっ噛み合わないッ・・・・・・・・!!!!」

口惜しそうにプルプルするツナ。
そんな彼にも構うことなく、獄寺が続けてくる。
珍しくきちんと教えるような態度で。

「いいですか、10代目」
「・・・何?獄寺先生」
「この世には解かなくてはならない方程式があるんです」
「解かなくてはならない方程式・・・・・・・?」

テーブルを挟んだ向かい側から手を伸ばし、鸚鵡返したツナの手をぎゅっと握る。
正面から真っ直ぐに届く視線は本気であることの表れだ。
真面目な面持ちはツナをもどこか緊張させた。
獄寺の形のいい唇が、その答えを言葉に表す。

「そう・・・・・・・恋の方程式です」

ズルがくー

ツナは一気に脱力した。

「(ああもう何つーかいらんところイタリア仕込み!!?)」

ガビーンとかいう効果音を出しているが一向に獄寺は止まらない。
思いっきり力が抜けいているツナの手を離さず豪語する。

「オレの答えはいつでも10代目です!!!!!」
「ええぇえぇえぇぇ!!?その方程式解き方間違ってる!間違ってるよ!!!」
「いいえ、オレの全身全細胞が貴方が答えだと叫んでいます!!」
「うわあああんこの人ある意味単細胞生物だーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

手を握ることにはとどまらない。
テーブルを乱暴に除けると、ツナをぎゅーッと抱きしめて、さらに状況はエスカレートの一途を辿る。

「助けてくれリボーン!!!ああそうだ居ないんだったあぁ!!くそう肝心なときにぃぃ!!!!」
「リボーンさん、不在の機会を遠慮無く活用させていただきます。大丈夫、沢田さんはオレが幸せに・・・!」
「勝手に決意決断決行するなーーーーー!!!」

騒ぐツナを床に引き倒し、獄寺は覆いかぶさるような状態に。
ツナにとっては絶体絶命。
獄寺にとっては望みに望んだ夢の光景。
ぞくぞくする何かを抑え込もうとしている獄寺を、ツナが真上に見上げる形となる。

「・・・・・すいません10代目、も、オレ我慢の限界・・・・ッ」
「ううぅ・・・・・・嘘・・・・・・!?」
「チビに頼まれたんだけどよー」

介入したのは暢気な声。
ふと折り重なる二人に影がかかって、同時にぴたりと獄寺の動きが止まる。
背後から聞こえる声の主は、
獄寺にとっては邪魔者。
ツナにとっては救世主。

「やっ・・・山本!?」

地獄に仏とツナは涙目でその名を呼んだ。
ビキリと音を立てて脊髄反射的に不機嫌モードに突入した獄寺が、勢いよく立ち上がり鋭い目線を背後に向ける。

「だあああいつもイイトコで邪魔しやがってこンのセクハラの代名詞!!!・・・あ?」

しかし。
どうしたことか振り返った先には山本の姿が無かった。

「?」

疑問符を浮かべ、ムッとした顔でまたツナのほうに体を向き直らせた獄寺だったが、
次の瞬間、腹部に鋭い激痛が走る!

「うぎああああああああああああ!!!!?」

ごがぎゅらるるるるるるるるるるるるるる

「ごごご獄寺君!!?大丈夫!?」
「あ、姉・・・貴、10だ・・・・・・うがッ」

えぐられるような痛みに、膝をついて七転八倒する獄寺。
悲惨すぎる効果音にツナが慌てて声を上げたが、獄寺が苦しむばかりである。
それもそのはず。
ツナにはレオン製の「ビアンキの顔」がかぶせられていた。

「獄寺が発動したら、これ使って獄寺止めろって。チビからアドバイスv」
「やややや山本ーーーーーーーーー!?」
「・・・・クッキィがぁ・・・・オレの小宇宙(コスモ)をかけめぐるぅ・・・・・・・・・・!!」

軽い調子で言ったりしているのは、
振り返った一瞬で獄寺とツナの背後に回りこみレオンをツナにかぶせたという中々に超人的なスピードの持ち主、
山本武その人である。
いつの間にかツナの部屋に上がりこんでいても、不自然に思われないその見事なまでの爽やかさ。
ビアンキの顔をはがし転がったツナを助け起こしながら、大丈夫か、などと優しげに聞いている。
獄寺はというと、小刻みに痙攣などしていた。

「リボーンの奴、レオンだけは残していったのか・・・・って!!!そーいえば何で山本まで!!」
「俺もツナの代理家庭教師頼まれちまって」
「・・・・・薄々そうじゃないかって思ってたけどね・・・・・・・・・・」

山本の言葉にツナはきょとんとしてからへらりと笑って返す。
その言葉の半分に諦めすらも込められている事には、本人は気づいていない。
と、ふらふらしながら獄寺が復活した。

「このセクハラ戦隊エロレンジャーレッドが・・・!!10代目に姉貴の顔なんて、やっていい事と悪い事があるぞゴルァ!!」
「そーでもしねーと止まんねーじゃん、お前」

獄寺はもはや半泣きであった。相当ショックだったらしい。
一秒も待たずにしれっと答える山本から瞬時に顔を背ける。
ツナ向かってしゅんとして頭を下げた。

「申し訳ございません10代目!!本当は十代目であるにも拘らず姉貴の面に騙されるなど!!!」
「あ、いや、いいよ。気にしないで」

獄寺の落ち込みようを見て、ツナは流されるように彼を許してしまう。
その光景を微笑ましい顔で見送る山本。
獄寺がツナを押し倒そうとしていたことは黙殺されたらしい。
山本は獄寺とツナの間を割るようなポジションに、どっかりと腰を据え、
ツナの部屋のテーブルはいつかの勉強会のように3人で囲むこととなった。

「つーわけでさ、獄寺。オレもツナに教えることになったから」
「教えんのはオレ一人で十分だ。野球野郎はひたすら硬球の縫い目を切ったり縫ったり繰り返してろ!」
「獄寺君変わり身早ッ!!!即行追い返す気かよ!!?」

一瞬で破綻するこのチームワーク。
リボーンがいてもいなくてもこればっかりは変わらない。
一人ひとり個別指導のほうがいいんじゃないかとツナが考えるほどだ。

「だからって獄寺とツナだけにするとこの部屋またハッテン場になっちまうだろ」
「・・・・・今ものすごく山本の爽やかさブチ壊しなフレーズがあったような気がしたんだけど気のせい!?」
「オレと10代目の仲です!!オレが10代目に愛情の育み方をお教えします!!!」
「『お教えします!!!』じゃねぇぇぇぇええ!!どんな仲だ!!?つかさっきのアレでまだ懲りてないよこの人!!!」
「テメーは10代目に何を教えられる!?テメーの頭で勉強教える気か!?ああ?」
「そういえば山本先生、何教えてくれるの?」

ところどころツッコミを入れながらも、ツナは軽く尋ねる。
構わず犬歯を剥き出しにする獄寺。
明らかにライバル視している彼の、怒声をさらりと受け流していた山本は、

「ん、俺がツナに教えんのは・・・・・・」

まったく普通に、すこぶる平常に、ものすごく自然に言い放った。

「性教育だなv」

ごすっ

これは、ツナと獄寺がこれ以上無く脱力してテーブルに額をぶっつけた音。
そしてやがて震えが来る。獄寺の体に。
ゆらありと立ち上がった獄寺は、
懇親の叫びを搾り出した。

「それはオレの役目だああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「どっちもダメに決まってんだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

今度こそ貞操の危機を感じ、ツナは部屋のドアから一目散に走り出した。
階段を自己最高速度で駆け降りて、玄関で踏むように靴を履く。
ツナよりずいぶん足の速い二人から逃げていて、玄関までで追いつかれなかったのは奇跡に近いかもしれない。
家階段を下りる足音に、まったくもって新感覚の恐怖を味わいながら。
ツナは玄関のドアを開けた。

「もうやだ・・・・・大人の階段を変な方向に登りたくないよぉ・・・・・!!!!!」

半泣きどころじゃなく、泣きっ面で外に飛び出す。
代理の先生(といっても部下だが)から逃げるなんてなんだか情けなかったが、こればっかりはしょうがない。
2人がかりで手取り足取り性教育を施されるよりまだまだマシだ。
地面を蹴って、跳躍と同じくらいの勢いで走り出す。
そして勢いよく家の塀から出た瞬間・・・・・・・・・・・・

「やあ、綱吉」

あまりの出来事に、心停止するかと思った。

「(なっ・・・なんで雲雀さんがああああああああ!!!?)」

颯爽と現れたのは、不良風紀委員雲雀恭弥。
沢田家の前で大きなバイクに堂々と乗って、なんだかやっぱり学ランをはためかせている。腕の腕章も忘れてない。
その上、彼の目はツナを捕らえて離すことは無いようだった。
下手に動くとひっ捕らえられて、それこそ半殺しにされかねない。
家の中から喧嘩をしながら獄寺と山本が追いかけてくる。
そして眼前に雲雀センパイ。
これぞまさに前門の虎、後門の狼。
絶体絶命が一日に何度も訪れるオレの人生って・・・・とツナはもう諦めモードだ。
が、予想もしない言葉が、雲雀の口から発せられる。

「後ろに乗って」
「え」
「逃げるんだろ?」

雲雀が何を考えているかまったく分からないのだが。
ぞっとするような視線が絡み、ツナは言われるがままにちょこんと雲雀のバイクの後ろに乗る。

「行くよ」
「は・・・・はい!」

そう言われても静止などツナにかけられるはずが無い。
疑問と焦りとで頭がぐるぐるしているツナには構うことなく、派手な音を立てて。
二人を乗せたバイクは走り出した。















 

 

 

 

 

 

 






聞きたいことはたくさんあった。
このバイクはどこに行くのか。何でツナの家の前にいたのか。どうして、乗せてくれたのか。
いつもならこの人の前では怖くて言葉も上手く紡げないツナである。
それでも、今日に限って妙に優しい雲雀の態度にどこか安心して。
ツナは心臓をバクバクさせながら、しなやかな背中に話しかけた。

「あの、ありがとうございます・・・・・・・」
「別にいいよ。手間が省けたしね」

何の手間かは、気になったが聞かなかった。
バイクに乗るというほとんど未知の体験に身じろぎしながら、ツナはなおも恐々続ける。

「どうして・・・・その、乗せてくれたんですか」
「赤ん坊に言われたんだ」

このセリフを聞いた瞬間、ツナは例えようも無い嫌な予感に襲われた。
それもそのはず。さっきまでの獄寺・山本の暴走も、今日こんなことになったのも、すべて。
あの赤ん坊、リボーンが原因だったからだ。

「な・・・・・・・・何て言われて・・・・」
「イタリアに行ってくるから、綱吉の代理家庭教師をしろ・・・・ってね」
「・・・・・・・!!!!!!!!」

しまったああああああああああ!!!と思っても時既に遅し。
リボーンは3人に頼んでおいたのだ。
獄寺、山本、そして雲雀。
大きな道路に出た。車も周りに走り始める。逃げられない。

「他には構いたくないから、君だけを迎えに来たんだ」

なるほど人口密度の高い沢田家には居たくないだろうななどと冷静に考えている場合でもない。

「ちゃあんと僕が先生になってあげるよ・・・・・僕に逆らったら・・・・いいね?」
「(うわああああこの人やる気満々だーーーーーーーー!!てかオレ拒否権無し!!?)」
「もうすぐ僕の家につくから、赤ん坊が帰ってくるまでいい子にしてるんだよ」
「(しかも連れ込まれてるーーーーーーー!!!!教師と教え子どころか飼い主とペットか!!!?いやだあああああ!!!!!)」

口をパクパクして、胸中焦りに焦るツナ。
そんな背中のツナの様子を楽しんだのか、雲雀は決定的な一撃・・・・・・・
つまりトドメを、喰らわせる。

「まず教えるのは『性教育』だったかな?」
「聞かれてるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!?」

































後日。


「俺の教育の良さが分かったか?」

「はい・・・・そらもー痛いほど・・・・・・・・・・」


























 

 

 

 

 

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ヒバツナ落ちでツナ総受けギャグでした☆
沼野睡蓮様!34343HITありがとうございましたーーー!
そして
ご め ん な さ いィィィィィ!!!
何コ・レ!!と叫びたくなるものですみません;;;
全体的にエロいしもう片思いじゃあないような気がしてきました(お前がかよ)
変な山と獄とヒバリンであううううううう。ツナが突っ込みすぎ。
返品可です・・・・・!!キリリクありがとうございました!!

 

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